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MR. JAMES DUNSFORD IN KANSAI

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“リア ブラウン&ダンスフォード(ハリソンズ)”の4代目、ジェームス・ダンスフォード氏が日曜に来日し、今週土曜までの日本滞在が始まりました。
月曜、火曜は大阪・神戸方面のお取引先様にお邪魔し、火曜の夜に東京へと向かいます。
写真は、本日とあるお取引先にお邪魔した時の様子です。

OILY BOY

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私が今年の“ラ・フェスタ・ミッレミリア”で一番注目していた車は、ゼッケン9番を掲げる“1924年式 ベントレー3-4 1/2LITRE”でした。
実はこの車は、あの「風の男」白洲次郎がケンブリッジ大学留学中に愛用し、生涯の親友となる7世ストラッフォード伯爵ロバート・セシル・ビング(愛称:ロビン)と共にジブラルタルまでのヨーロッパ大陸旅行に使用した、あの有名なベントレー“XT7471”そのものなのです。
長年英国にあったこの車は、数年前に日本の著名なベントレーコレクター涌井清春氏により日本に持ち込まれました。
そして今回の“ラ・フェスタ・ミッレミリア”では、オーナーの涌井清春氏がステアリングを握り、白洲次郎氏の孫である白洲信哉氏がコ・ドライバーを務めることになり話題となっていました。
さて、私は当日会場に入ると真っ直ぐにこの車を目指したのですが、会場の隅に佇むその姿を見つけた時はあまりの嬉しさに興奮してしまいました。
何とも言えない重厚感と気品を持ったこの車は、見る者を惹き付けてやまないオーラを出しており、私もしばしその勇姿に見入ってしまいました。
多くの報道陣やファンがカメラを向けていましたが、私は幸運にも涌井氏、白洲氏にポーズをつけて写真を撮らせていただくことができました(左下写真/白洲信哉氏は左)。
また、パドックからスタート地点に向かう際には、そのエンジンサウンドを聴く事も出来、ますます感激でした(右下写真)。
「オイリー・ボーイ」(オイルにまみれるほどの車好き)と呼ばれた祖父が青春時代に駆って旅をした車に、80年以上の長い時を経てその孫が乗り1,000マイルの旅路へと発つ。
なんとも羨ましい素敵なストーリーです。

LA FESTA MILLE MIGLIA 2008

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イタリアで1927年から1957年にかけて行なわれた伝説的な公道レース“ミッレミリア”は、当時参戦した実車とその同型車のみが参加できるヒストリックカーのタイムラリーとして1967年に復活し、以来毎年5月に盛大に開催され人気を博しています。
日本では1997年に本家公認のイベントとして毎年10月に開催される“ラ・フェスタ・ミッレミリア”が始まり、堺正章氏やパンツェッタ・ジローラモ氏など多くの著名人が参加することもあり、本国同様高い人気を博しています。
先週の土曜日に、4日間で1,000マイル(約1,600キロ)を走破するこのイベントが始まり、お取引先様から貴重なパドックパスをいただいた為、スタート会場である明治神宮に行ってきました。
スタート2時間前の朝9時にパドック(明治神宮第2駐車場)に到着すると、100台を超える参加車輌が既に長旅の準備を終え、あいにくの小雨の中美しいボディーを輝かせていました(左上写真)。
今回もこのラリーには多くの著名人が参加しており、こんな豪華なショットにも恵まれました(右上写真)。分かりにくいかもしれませんが、パンツェッタ・ジローラモ氏(左)、堺正章氏(中央)、西田ひかるさん(右)のお三方です。
F1を中心に活躍した往年の伝説的ドライバーである、スターリング・モス氏も夫人と共に英国より参加していましたが、絶え間のないサインや写真の依頼にも笑顔で応える姿が印象的でした(左下写真)。
ちなみに、同氏は本家“ミッレミリア”の1955年大会でメルセデス300SLRを駆り優勝しているのですが、今回は同系統のメルセデス300SLSでのエントリーです。
79歳の高齢で夫人と共に元気にこのイベントを愉しんでいる姿には、本当に憧れてしまいます。
貴重なヒストリックカーの数々を見ているとあっという間にスタート時刻になり、神宮橋上のスタート地点から1台ずつ心地よいエグゾーストノートを残して旅立って行くシーンに立ち会うことができました(右下写真)。
この度の私の目当てだった参加車輌(ゼッケン9番)については、次回書かせていただきたいと思います。

SOUVENIR

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この“三代目の雑記帳”も、過ぎた夏に3年目を迎えることができました。
こうやって続けて来れたのも、拙文にお付き合い下さっている皆様のお陰であり、心より感謝申し上げます。
さて、今回の出張で訪れたロンドンから、ささやかなお土産を持ち帰って参りましたので、ご応募下さった方の中から抽選で各1名様ずつ、以下にご紹介する品を進呈させていただきたいと思います。
一般の方、業界の方問いませんので、奮ってご応募下さい。

-A-                (左写真)
・英国王室御用達の傘メーカー
 “FULTON(フルトン)”の折りたたみ傘    

-B-                (右写真)
・ロンドンの有名百貨店
 “SELFRIDGE(セルフリッジ)”のエコバッグ

Aの折りたたみ傘は以前にこの雑記帳でも紹介させていただきましたが(詳しくはこちらから)、私が愛用しているものと全く同じプッシュボタンによるジャンプ式のもので、軽いのでいつもビジネスバッグに入れっ放しにしていても気になりません。
現在、日本では同社の製品は販売されておらず、通好みのレアアイテムと言えるかも知れません。
Bのエコバッグは、ロンドンの有名百貨店“セルフリッジ”フードホールの限定品で、41.5cm×31.5cmでマチの広いビッグサイズの為、多くのモノを入れることができます。素材はジュートとコットンの混紡です。
東京では、アメリカの高級食材店“DEAN & DELUCA”のエコバッグを持った若い女性を多く見かけますが、人とは一味違うものがお好きな方に是非お使いいただきたいと思います。

-応募方法-

-応募締切り-

-当選発表-

応募の受付けは終了しました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

-当選された方-

A 東京都中央区 Y・T様
B 東京都杉並区 O・N様

おめでとうございます!!

VITALE BARBERIS CANONICO S130'S "REVENGE"

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ここ毎シーズン“BRITANNIC COLLECTION”に収録されている、イタリアを代表する実力派ミル“ヴィターレ・バルベリス・カノニコ(以下カノニコ)”の服地が大変ご好評をいただいておりますが、今季の“PREMIUM SUITINGS(W814)”には新登場のクオリティーが収録されています。
同社では“リヴェンジ”のネームで呼ばれているこのスーツ地は、平均直径16.8ミクロンの上質なウール(S130'S)から紡いだ104番手のヤーンを、経緯とも双糸に使い織り上げらています。
ソフトで滑らかな肌ざわりを実現しながら、ハリとコシに富んだボディーにより仕立て映えも素晴らしく、「“カノニコ”を代表する名作」との世界中のマーケットでの評価にも納得できます。
美しい光沢を放ち、ノーブルな表情を持つこの服地を目の前にすると、思わず気後れしそうになりますが、“カノニコ”の高い技術でしっかりと織り上げられ、デイリーユースにも耐えうる高いパフォーマンスが与えられている為、ビジネスシーンで大活躍してくれます。
“カノニコ”が有名な“E・Z社”の服地を多く委託生産していることは周知の事実ですが、自社ブランドの服地の数々はハイクオリティーでありながらプライスバリューの高さも素晴らしく、特にこの“リヴェンジ”はワンランク上の装いを求める方にお勧めしたい服地です。
右上写真は同社のショールーム&オフィスのものですが、美しくモダンなインテリアは、同社の服地の世界観を反映していると思います。
そういえば、“カノニコ”の本社には数台の最新型“BMW 5シリーズ”(黒塗り)がカンパニーカーとして配置されており、会社訪問時には専属ドライバーの運転で送迎してくれるのですが、先月の訪問の際に乗せていただいた時に「この車の洗練されたデザインと隅々に亘るクオリティーの高さは、“リヴェンジ”に通じるものがあるな...」とふと感じました。
私は、よく物事を車に例えてしまうのが癖のようです。

MILANO

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先週の金曜日に帰国しました。
机の上に溜まった仕事の量に呆然としつつ、今月は海外仕入先の来日が続くので計画的に行動しないと...と気を引き締め直しています。
さて、これからシリーズで今回の出張の話題をお届けしていきたいと思います。
まずは最初の目的地ミラノから。
毎回、水曜の夜に到着するのですが、木・金曜と展示会場(ミラノ・ウニカ)にいる為、金曜の夕方に仕事が終わってからようやく展示会場近くの宿泊地から地下鉄で15分程の市内中心地に向かいます。
“ドゥオモ広場”のあたりに来ると、到着から2日経ってようやく「ミラノに来たぞ!」という気分になるのです。
“ドゥオモ(ミラノ大聖堂)”は改修工事もだいぶ進んだようで、足場が殆ど取れた美しい姿を見せてくれました(上写真)。
“ドゥオモ広場”に面したショッピングアーケード“ガレリア(正式名:ヴィットリオ・エマヌエレ2世ガレリア=左下写真)”はいつもの散歩コースですが、この“ガレリア”の反対側の広場に立っている石造(右下写真)は、イタリアを代表する偉人の一人レオナルド・ダ・ヴィンチのものです。 
そういえば、もう何度もミラノに来ているのに、未だにかの有名な“最後の晩餐”を見たことがなく、次回は是非時間をつくってこの壁画がある“サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院”を訪れてみたいと思います。

LAST WORKING DAY

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こちらでの仕事は今日で終わり、明日には長旅を終えて帰国の途に着きます。
今日の午後は“エドウィン・ウッドハウス”で最後の打ち合わせをしています。
以前にお知らせしたように、“エドウィン・ウッドハウス”は経営陣が替わり、製造も外部で行なわれるようになりましたが、オフィスは以前同様に“サニーバンク・ミルズ”内にあり、上の写真を撮ったサンプルルームもそのまま使われています。
前オーナーのゴント家の2人(ウィリアムとジョン)は、この広大なミルとその他多数の不動産を管理するビジネスを始めており、まだオフィスもそのままの為気軽に話しに行くことができます。
昨晩は3人で夕食に出掛け、愉しい時間を過ごしました。
ところで、先週末まではずっと天気は良かったのですが、ヨークシャーに来てからは雨が多く、降ったり止んだりの不安定な天気が続いています。
窓からの風景は雨上がりに撮りました。
気温は日中でも恐らく10度を少し上回る位で、もうこちらでは冬の足音が聞こえてきています。

SUNDAY IN LONDON

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ロンドンでの週末を終え、今はキングス・クロス発、リーズ行きのいつもの特急に揺られています。
WiFi(無線LAN)完備の車内で、久しぶりのログインです。
これからリーズ近郊のホテルに4泊し、木曜には日本への帰路に着きます。
さて、木曜の午後にパリからロンドンに入り、金曜は日本のお取引先のご案内でサヴィル・ロウの名門テーラー(“ハンツマン”と“ギーブス&ホークス”)を訪問しました。
どちらのテーラーでも、サロンから工房までじっくりと見学させていただいたのですが、特に“ギーブス&ホークス”は今までレディーメイドの売り場までしか入った事がなかったので、非常にいい経験になりました。
この時の様子は、後日改めてご紹介させていただきます。
土曜と今日日曜は一人で市内散策をしたのですが、写真は今日のロンドン中心部の様子です。
左写真は高級店が軒を連ねるボンド・ストリート。
日曜日は殆どの店が閉まっているため、普段に比べると人も少なくかなり静かでした。
そして、コンデュイット・ストリートを通ってサヴィル・ロウの方へ歩いて行くと、前方から凄まじい数のクラクションの音が...
右写真は、コンデュイット・ストリートがリージェント・ストリートとクロスする交差点なのですが、4,50台程のバイクに占拠され、そのバイク達が鳴らすクラクションと、行く手を阻まれたバスや車のクラクションで現場は騒然とした雰囲気でした。
バイクに貼られていたポスターには、「バイクの駐車有料化反対」とあり、今まで指定された場所では無料だったバイクの駐車を有料化する法案が検討されているようです。
バスに乗っていた人達はたまったものじゃなかったでしょうが、「さすがロンドン!」と唸らされる、過激なデモンストレーションでした。

CE SOIR À PARIS

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今、私がいるパリは、あと30分程で日付が変わろうとしています。
昨晩、ミラノからフランクフルト経由の旅の後このホテルに到着したのは、午前1時近く。
直行便がキャンセルになり、事前に知らされていたフライト変更でしたが、ドアトゥードアで9時間以上の長旅にはさすがに疲れました。
そして、今日は夕方まで服地の総合展示会“プルミエール・ヴィジョン”に行っていた為、残念ながら街を散策する時間はあまり取れませんでした。
明日の昼には“ユーロスター”でロンドンに向かうので、今回のパリ滞在は実質今日1日だけの短いものです。
写真は夕食を摂りにオペラ方面に出かけた時の模様。
左上写真は今回宿泊したホテルから程近い“北駅”でのショットですが、パリのメトロの入り口でよく目にするアールデコ調のゲートには、いかにもパリらしい独特の雰囲気があり、初めて見た時から私のお気に入りです。
残りの3枚は、食後に散歩がてらルーヴル美術館まで足を延ばした際に撮りました。
少し散歩をするだけで、こんな光景を街中で当たり前のように目にすることができるパリは、本当に凄い街だと思います。
最後の写真は、ルーヴル美術館の横に架かる橋からセーヌ川(シテ島方面)に臨んだものですが、ロンドン時代の最後(もう8年前になります)に友人達と5人でパリに遊びに来て、シテ島から遊覧船に乗って夜のクルーズを愉しんだ、もう戻れない青春の1ページを思い出しました。
夜のセーヌの風に吹かれながら1人で歩いていると、少しセンチメンタルな気分になってしまいます...

VENEZIA

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日本はもう月曜日の朝ですが、こちらはギリギリでまだ日曜日です。
今晩がミラノ最後の夜で、明日の朝ビエラに移動。明後日の午後には空路パリに向かいます。
さて、昨日はミラノ在住のお知り合いにヴェネチア(ヴェニス)に連れて行っていただきました。
ミラノからは特急で往復5時間の長旅でしたが、街全体が壮大なアミューズメントパークのようなこの“水の都”は、想像以上の美しさでした。
左写真は本島からムラーノ島に向かう船からの眺め、右写真は有名な“サン・マルコ広場”のものです。
ヴェネチアに関しては、後日詳しくご紹介したいと思います。