以前にも何度かご紹介させていただいた、直木賞作家の藤田宜永氏。
奥様は同じく直木賞作家の小池真理子さんで、珍しい夫婦での直木賞作家として、また軽井沢に山荘を所有され、お二人とも一年の大半を軽井沢で過ごされることでも知られています。
(ご本人のお写真は、このページ下部の6月6日分記事をご覧下さい)
もともと大ファンであった私が最初に先生とご縁ができたのは、実は3年程前に、私の弟(三男)が先生が当時執筆中だった本のアドバイザーとして選ばれ、親交を結ばせていただいたことでした。
私はその後しばらくお目にかかる機会に恵まれなかったのですが、偶然にも私が去年初出場した“ジーロ・デ・軽井沢”の表彰式のプレゼンターを先生が務められていたことから、先生の計らいでパーティーでは来賓席の隣の席に座らせていただき、その後場所を移し2人で午前2時までしっかり飲み、本当に愉しい時間を過ごさせていただきました。
さて、そんな先生との出会いのきっかけになった本“リミックス(左写真)”が、昨年の10月に発売され人気を博しています。(以下は、公式作品紹介より)
「藤巻友也(41)、かつては人気の「DJアミーゴ」、今は便利屋で働く身。冬実(21)、ラッパー志望の、とにかく気ままな女の子。追いつ追われつ。ふたりの"純愛鬼ごっこ"のたどる結末は!?がんばれ!優しいダメ男、この愛だけは見失うな!!直木賞受賞から5年、純度100%・究極の"恋のかくれんぼ"。」
私の弟は音楽関係の仕事をしている為、クラブシーンや、そこでかかっている音楽などについてアドバイスさせていただいたようです。
弟が先生からいただいた本には、弟に向けたサインが書かれており(右写真)、大ファンの私としては羨ましい限りです。
ちなみに、先生が直木賞を受賞された作品“愛の領分”は、なんとテーラー(仕立て職人)が主人公の、大人の恋愛物語です。
2冊ともお勧めですので、是非一度お読み下さい!