ピカデリー・サーカスから、ハイドパークコーナーまでの1キロ程の距離を結ぶピカデリー・ストリートは、ロンドンを代表する通りの一つで、その道中には有名な高級ホテル“RITZ”や日本大使館も軒を連ねています。
そしてこの通りでその存在感を誇るのが、300年近い歴史を持つ食品の総合デパート“FORTNUM & MASON”(左写真)です。
日本人にとっては、こちらの紅茶が“英国みやげの定番”としてあまりにも有名ですが、“FORTNUM & MASON”の取り扱い商品は食料品全般に及び、その豊富な品揃えは圧巻の一言です。
そのクオリティーに高さには定評があり、ロイヤルワラント(王室御用達認可証)を保持する王室御用達デパートとして、王室にも高級食材を納めています。
ちなみに“FORTNUM & MASON”の裏は前回ご紹介したジャーミン・ストリートに面しており、“ALFRED DUNHILL”は路地を挟んだ真横になります。
今回のニュースは、“FORTNUM & MASON”の並びのピカデリー・ストリート沿いにオープンした“THE HIGHLANDS”(右写真)です。
このショップはリージェント・ストリート沿いにあるショップの支店なのですが、カントリーウェア(主にアウター)の専門店として知られており、有名な英国製オイルコーテッド・ジャケット“BARBOUR"(バーブァー)の充実した品揃えで有名です。
レディース、子供用までのラインナップや、日本ではあまり見かけないキルティングウェアの数々など、そのコレクションの幅の広さには驚かされます。
本店の方はインテリアもあまり垢抜けないのですが、こちらの新しいショップはかなりモダンになっていますので、“BARBOUR"がお好きな方は是非一度行ってみて下さい。