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PARIS① CHAMPS ELYSEES / OPERA

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既に紹介させていただいたミラノ、マドリッド、バルセロナに続けて訪れた、パリについて数回に分けて書かせていただきたいと思います。
毎回パリでの目的は、MILANO UNICA(ミラノ・ウニカ)同様に年2回開催される服地見本市、PREMIERE VISION(プルミエール・ヴィジョン)の訪問です。
以前は出張はパリから始まり、最初の週末もパリで過ごしていたのですが、近年ミラノに先に行くようになりスケジュールが変わってしまい、パリで週末を過ごす事は無くなってしまいました。
私にとってパリは何故か特別な場所で、英国の学生時代の4年半で15回近く、仕事で行きはじめてから更に10回以上行っているのですが、未だに飽きることがありません。
美しい街並みから、汚いメトロまで、様々なものに独特な雰囲気を感じてしまうのは、エトランゼ(異邦人)ゆえのパリ崇拝なのかも知れません。。。
住むとしたらロンドンの方が快適そうですが(物価を除けば!!)、私にとってパリはそれでも永遠に魅力的な街なのです。
さて、毎回パリに着くとお約束のように行ってしまうのが、CHAMPS ELESSES(シャンゼリゼ・左上写真)です。
ARC DE TRIOMPHE(凱旋門・右上写真)から、CONCORDE(コンコルド広場)までの2,30分の距離をゆっくり歩くと、「あ~、パリだ~~!」と実感できるのです。
一人で食事をする時は、OPERA(オペラ・左下写真)周辺の日本人街まで足を伸ばします。
このエリアには数々の日本食レストランだけでなく、食材店、本屋など、様々な日本人向けの店が点在しています。
私は学生時代から、リーズナブルな価格でおいしい日本食が食べられる名店、ひぐま(右下写真)に欠かさず行くのですが、近年のパリの日本食ブームの影響はこのエリアにも来ていて、平日でもこのように行列が出来ています。
行列には、日本人(及びその他の極東アジア人)よりも圧倒的にフランス人の姿が多く、日本人街の様子も以前とは大分変わってきました。
パリでは日本食ブームにあやかった“なんちゃって日本食レストラン”が増えており、昨年より日本政府がパリの日本食レストランの認証制度を始めた事を、日本のニュースで見た方も多いと思います。
そんな中で、フランス人が日本人御用達のレストランで行列してまでも食べたがるのは、ファッションだけでなく食への探究心も強いフランス人特有の“こだわり”なのかも知れません。