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GIRO DI KARUIZAWA "SPECIAL" -Ⅱ-

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あまり車に興味の無い方には申し訳ありませんが、先週末の“ジーロ・デ・軽井沢 SPECIAL"に出場していたヒストリックカー達の中から、数台をピックアップしてご紹介させていただきます。
まずは、“ラ・フェスタ ミッレ ミリア”の時にもご紹介させていただいた“MGA”(左上写真)です。
1950年台的な丸みを帯びた美しいボディーラインが特徴で、オープンとクローズドの2種類のボディーがあります。
右上写真が、MGと共に英国を代表する自動車メーカーであったAUSTINの2シーターオープン、“AUSTIN HEALEY SPRITE"。
“カニ目”の愛称で親しまれているこの愛らしい車は、このようなヒストリックカーイベントではいつも子供達からの一番人気。
その筋では有名な“バルンくん”(著者:小森誠 福音館書店)という絵本の主人公のモデルにもなっているのですが、私も子供用に欲しいと思いつつ未だ本屋に探しに行けずにいます。
余談ですが、この車は英国では“FROG EYE(カエル目)"と呼ばれていて“カニ目”ではありません。
左下写真は、ドイツを代表するヒストリックカー“PORSCHE 356"です。
ドイツ車のヒストリックカーはなぜか日本ではあまり多くなく(スポーツカーが少ないのが理由だと思われます)、このようなイベントではいつも少数派なのですが、この車はドイツ車の中では最大勢力で必ず見かける車の一つです。
最後が“FERRARI DINO 246"(右下写真)。
“跳ね馬(マーク)の付かない唯一のフェラーリ”として知られるこの車は、フェラーリとしては例外的な6気筒エンジン搭載車。
フェラーリの創業者 エンツォ・フェラーリが、若くしてこの世を去った息子 アルフレディーノの愛称をこの車に与えたという悲しいストーリーはあまりにも有名です。
今年5月の“第5回 ジーロ・デ・軽井沢"の時には、“イタリアの至宝”と称される“CISITALIA”、“STANGUELLINI”、“OSCA”などの小型レーシングカーが多く出場していましたが、今回は運悪く同日に“バルケッタ・ミーティング”というイタリア車のイベントが小田原で開催された為、殆どがそちらに流れてしまい、残念ながらイタリア車がかなり少ない状況でした。
この時期は見ているだけでもかなり寒く、参加されている方々にとってはかなり過酷なラリーだったと思います。
次回は、来年5月に開催される“第6回 ジーロ・デ・軽井沢"。
新緑が溢れる美しい軽井沢を、100台近くのヒストリックカー達が駆け抜けます。私も、10月の初めに乗って以来一度も愛車の世話をしていないので、今週末こそは久しぶりにエンジンを掛けて来年5月に向けたコンディション管理に努めたいと思います(天気はどうなんでしょうか??)。