出張の話題に戻らせていただきます。
ミラノ滞在の後は、イタリア服地の産地ビエラを経てパリに入りました。
現地からの更新でも書いたように、ビエラからミラノに戻って乗ったフライトはフランクフルト経由で、最終的にドアトゥードアで9時間以上の長旅となりました。
ホテルに到着したのは午前1時近くで、今回の旅でも最もハードな移動でした。
翌日は一日中服地展示会“プルミエール・ヴィジョン”会場におり、その次の日の昼にはロンドンへと発ちましたので、今回のパリ滞在はかなり忙しないものでした。
さて、展示会に行った日は、会場を夕方に後にすると少しでもパリの雰囲気を味わおうと、早速シャンゼリゼ大通りへ(上写真)。
ベタではありますが、ここに来ると一気にパリ気分が高まります。
今回はシャンゼリゼ大通りに面した支店を持つフランスの老舗靴メーカーで、愛用の靴を買い換えるミッションもあったのですが、何とか開店時間内に駆け込むことができました。
その後は大通りをブラブラ散歩。
以前にも紹介させていただいた、シャンゼリゼ大通り136番地の“PEUGEOT AVENUE(プジョー・アベニュー)”にも立ち寄ってきました。
こちらは仏車メーカー“プジョー”のショールームなのですが、コンセプトカーの展示や関連グッズの販売でいつも多くの観光客を集めています。
今回面白かったのは下写真の“1007”で、ボディーはまるで織物のようにペイントされ、同柄のファブリックを使った椅子がシート代わりに置かれています。
コンセプトカーなので勿論公道は走れませんが、「ボディーとシートを同じ柄にする」というのは実現可能なアイディアだと思いますので、やってみたら案外人気が出るかも知れませんね。