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NAVIGLIO GRANDE

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ミラノ滞在の最終日であった日曜日には、お知り合いの方にお付き合いいただいて、市内を徒歩で散策しました。
いつものように“ドゥオモ(ミラノ大聖堂)”からスタートし、今回足を延ばしたのはゆっくり歩いて30分程の距離にある“ナヴィリオ運河(NAVIGLIO GRANDE)”。
ヨーロッパ初の人工運河であるこの運河は、12~13世紀に作られその全長は約50キロにも及びます。
昔は石材の輸送などにも使われ、“ドゥオモ”建築用の大理石ブロックもこの運河を使って運ばれたようです。
ミラノ唯一のウォーターフロントであるこのエリアには、画家などの芸術家が好んで住んできましたが、最近はレストランやピッツェリア、洒落たワインバーなどが増えて、一段と賑やかな雰囲気になっています。
左上の写真は運河に浮かぶ水上レストラン。
右上写真は、多くの人を乗せて穏やかな水面を走る遊覧船です。
天気もよかったので少し乗ってみたくもあったのですが、もう夕方で時間がなかった為、また今度のお楽しみにしたいと思います。
運河のほとりには昔の洗濯場がそのままの姿で保存されており(下写真)、風景に溶け込んだその佇まいで多くの観光客を集めていました。
散歩の後はお知り合いのご自宅で夕食をご馳走になり、リラックスした素敵な休日をミラノで愉しむことができました。