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EDWIN WOODHOUSE -Ⅲ-

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“エドウィン・ウッドハウス”の社内からアップした9月27日付の記事でも少し触れましたが、今回は同工場の片隅に保管されていた「謎のビンテージカー」について書かせていただきたいと思います。
この車は、皆様ご存知の英国の高級車メーカー“JAGUAR(ジャガー)”の名車“XJ-6 Sr.1(4.2L 1971年式)”で、4代目の現共同社長ジョン、ウィリアム両氏の祖父(ゴント家の2代目社長)が新車で購入し10年ほど愛用していたものです。
その後、工場内の倉庫で長い眠りについていたのですが、2年前にジョン・ゴント氏がレストアすることを決意。
専門工場で長い時間をかけた入念な作業が行われ、今年の初夏にようやく長い眠りから覚め、晴れて公道でのドライブが可能となりました。
7月28日に行われたジョン氏の結婚式では、この車が新郎・新婦専用車の栄誉を与えられ、一生に一度の大切な日に花を添えました。
エンジン、駆動系や足回りは全てオーバーホールされていますが、塗装は状態が良かった為オリジナルのままで、年季の入ったすごくいい雰囲気を醸し出しています。
私も食事に行く時に運転させていただきましたが、40年近い年月を感じさせないゆったりとして快適な乗り心地で「さすがジャガー!」と関心させられました。
祖父の愛車を孫がレストアして、自分の結婚式で自らハンドルを握る。
なんとも英国らしく、羨ましいストーリーです...