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RICHARD JAMES BESPOKE

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前回の出張シリーズでもご紹介しましたが、サヴィル・ロウからボンド・ストリートに抜けるクリフォードストリートの19番地に、サヴィル・ロウを代表する新進気鋭のテーラーとして有名な“RICHARD JAMES(リチャード・ジェームス)”の初のビスポークスーツ専門館、“RICHARD JAMES BESPOKE(リチャード・ジェームス ビスポーク)”が今春オープンしました。
前回は建物の前に大きなトラックが停まっていた為、ショップの外観の写真を撮ることができませんでしたが、今回はしっかりと写真に収めてきました。
洗練された邸宅のリビングのような、上質ながらリラックスできる空間が作り出されていて、モダンブリティッシュの世界を具現化した素晴らしいショップになっています。
この年代の建物(ビクトリアン)には私もヨークにいた時に一時期住んでいた事がありましたが(勿論こんなに綺麗な建物ではなく、ステュディオに改装されたその中の一室でしたが...)、シャープで凛とした独特の雰囲気に今でも憧れを持っています。
さて、大学では写真とグラフィックアートを専攻し、ロンドンを代表するセレクトショップ“BROWNS(ブラウンズ)”で10年間バイヤーを務めた後にサヴィル・ロウに進出したという異色の経歴を持つリチャード・ジェームス氏ですが、「色の魔術師」の異名を持つように、ビビッドな色使いをトラディショナルウェアであるスーツの着こなしに持ち込んだ功績が高く評価されています。